セラピスト

セラピストってどんな仕事?向いている人は?

セラピストやってみたいけど、私に出来るかな?仕事の内容は?

セラピストは心や身体の事を学び、あらゆる面からアプローチをして、心と身体を癒す人のことです。
「療法士」「治癒士」と呼ばれることもあります。

ままセラがしている仕事は、いわゆるリラクゼーションのセラピストです。

その方のお話を聴きながら、疲れている部分や調子の悪い所を、アロマやオイルを使ってもみほぐしたり、リンパを流したりして、心と体の調子を整えていきます。

他にも、カウンセラーや医療セラピーを行う、作業療法士、理学療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧士など国家資格を持つ方もセラピストと呼ぶことがあります。

セラピストは誰でもなれる?

結論から言うと、セラピストは誰でもなれます。

「リラクゼーション」『サロン』「スパ」などでよく聞く『トリートメント』という施術には特に資格は必要なく、知識、技術を学べば誰でもセラピストになる事は可能です。

ただ、改善や治療をともなう医療行為につながる施術はそれに応じた資格が必要となるので、要注意です。

上記であげた作業療法士、理学療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧士などの分野になります。よく間違えがちなマッサージ、あん摩と言われる施術は上記の資格を持った人しか出来ません。

また、その名前を使用することも出来ないので、資格がない方は使わないようにしましょう。

やっぱり資格は取った方がいい?

資格を持っていると出来る事が増えるので、取れるなら取った方がいいでしょう。

ただ、学校に何年か通ったり、その学費の資金などが必要なので社会人になってから取るのは正直ハードルが高いのが現実です。

特別この治療がしたい!などではなく、人を癒やす仕事をしたい!と思うのであればリラクゼーション系は求人も多いので、まずはやってみるのがおすすめです。

 

美容師資格は使える?

サロンによっては重宝されます!!

というのは、近年顔に関する施術は美容師資格が必要なものが多いです。マツエクやアイブロウワックスなどフェイシャルの施術をしている人はやりたいなと思った事があるかもしれませんが、こちらは美容師資格がないと出来ません。
これから先フェイシャル関係の殆どが、資格がないと出来なくなるとの噂がでてるほどです。
そのため、資格が必要なメニューを取り入れたいサロンのオーナーからはとても重宝されるでしょう!
もし、学生の方で将来美容の方に進みたいと考えているならば美容師にならなくても、将来的に資格があったほうが出来ることが増える可能性が高いので、美容師資格は取っておくことをオススメします。

また社会人の方でも、最近は美容室で勤務していなくても非従事者用の通信学科もある専門学校が増えています。通信なので3年間働きながら勉強は大変ですが、明確にこの施術がしたいと思うなら取る価値はあると私は思います。
また通信は通常の二年生で通うより、学費も安いので入学しやすいのも特徴です。

セラピストに向いてるひとは?

一概にこんな人とは言えませんが、長年働いてきてこんな人は続いてるなと思う人は

・人に喜んでもらえるのが好き

・自分で学べる

・受け身ではない

・向上心がある

・体力がある

まずセラピストは技術職になります。そのため、働いてから業務時間内だけで練習しても技術が向上しにくいため、なかなか稼げないのが現実です。また正直、経営者からみてもそういう人は早々に期待出来ないと判断されやすくなります。
セラピストとして早く一人前になろうと思うと、いかに自分で時間を作って学んで練習できるかが必要になってきます。
また、お客様に喜んでもらおうと思うと新人時代は一生懸命やっていたら喜ばれることもありますが、何年も働いているとやはり技術が追いついていないと、喜んでもらうことが難しくなります。
以上のことをふまえると、お客様に喜んで欲しいという思いを持ち続け、知識や技術の勉強や練習を自ら進んでデキる人が向いている人であり、長くセラピストをつづけられる人かなと、長年いろんな人を見てきた結果私はそう思います。

セラピストは大変ですが一度技術を身につけると一生物です。手に職をもてるので働く場所に困りません。全国的にも求人も多いですし、自分のお客様が増えたら独立もできるので多様性のある職業だと思います。特に女性はライフステージが変わったり、配偶者の転勤があったりしても就職しやすいのでチャレンジしてみる価値はあります。

最後に

いろいろお伝えして来ましたがどなたにも共通して言えることが、『やってみないとわからない』ということです。なのでちょっとでも気になるなら悩んでいる時間がもったいないので、とりあえずその世界に飛び込んでみることをオススメします。
入ってやってみたら、向いてる向いてないが判断できるので納得して次に進むことができます。
私自身もこの業界でこんなに働くとは思っていなかったので、案外自分で自分のことをわかっていなかったりもするんですよね。
セラピストに関わらず、気になった事はやってみましょう!せっかくの人生やらずに後悔よりは、やって後悔する方を私は強く推奨します。